手つかずの自然そのまま、パヤム島。行き方、おすすめのビーチをご紹介

ラノーンの港からスピードボートで40分のところにある、パヤム島
実は10年前からずっと来たかった島だったんです。
ラノーンにあるパヤム島とチャーン島はいまだに手つかずの自然が残されていて、すごいいいよって聞いていて。
日本のガイドブックには乗っていないマイナーな島なんですよね。
なんで10年前から行きたかったのに行ってなかったかというと、写真で見ると海がそんなにキレイじゃない…。イマイチ行く気になれなかったんです…。
今回はタイで一番きれいだと言われている、スリン諸島に行くためにパヤム島も行ってみようとなりました。
行って良かった!確かに海やビーチはそこまできれいではないんですが、のんびりできてすごいいい島です。
パヤム島はどの辺?
ミャンマーの国境近く、タイのラノーンからボートで行ける島です。
観光客のも少なく、静かな落ち着いた島です。
パヤム島のメインビーチはどこ?

アオヤイ(AOW YAI)ビーチがメインビーチになります。島の人に聞くとアオヤイビーチが一番きれいだそうです。
メインビーチといっても、うるさいわけではなくそれぞれのゲストハウス先でレストランがあってマッタリする感じです。
今回はアオヤイビーチと、港近くのビーチに宿泊しました。
それ以外にも、潮が引いてる時は歩いて行けるカーム島(別名レゲエアイランド)や、アオカオコワイビーチにあるヒッピーバーも行ったりと、結構どのビーチも見てきたので感想お伝えします。
パヤム島への行き方

パヤム島へ行くには、ラノーンの港から出ているボートに乗ります。
バンコクからラノーンへは、バス・列車・飛行機と交通手段はいろいろありますが、今回は値段と時間を考えて、エアアジア飛行機で行きました。
陸路の旅を味わいたい方にはバス・列車もいいと思いますが、10時間ほど乗っていないといけないのでなかなか大変です。
バス・列車はだいたい800Bほど、飛行機はローシーズンで700B~、ハイシーズンで1200B~が平均でしょうか。プロモーションやってれば飛行機も500B~なんて値段もあるので、事前に確認してみてください。
≫バンコク、ドンムアン空港 ⇆ ラノーン空港へのチケットをエクスペディアで確認
ラノーン空港からパヤム島へ
エアアジアでラノーン空港12:55着。
到着口出ると、この2つのツアー会社があります。
シャトルバスでラノーンの港まで100バーツ。
わたしは右側の青いツアー会社の黄色いシャトルバスに乗りました。

他のツアー会社はバンやミニバスなので、人が集まり次第どんどん出発してます。
この黄色いバスは人数入るまで時間がかかり、他のバスやバンが全部出発した一番最後の出発でした…。
もう一個のツアー会社にすればよかったかな、と後悔しつつ出発です。
バスの中で、バス代とボート代回収されます。
・スピードボート(40分)が350B
・スローボート(2時間半)が250B。
これは迷わずスピードボート選びますよね。
バス代+ボート代合わせて450バーツ払いました。
ラノーンの港からパヤム島へ
ラノーンのパヤム島へ出発するスピードボード乗り場に着きます。
この小さいボートで40分。
14時発。
この前プーケットでボート沈没して何人も亡くなってしまった事故があったせいか、人数分ライフジャケットがあり、ちゃんと着用してから出発です。
タイの旅行で、今までボートの中でライフジャケットなんて来たことなかったし、人数分もそろってなかったのに、これなら安心ですね。
タイはビニール袋禁止なんかもそうですが、実行に移すのが早いです。
パヤム島到着

15時ちょい前に到着。
でもやはりパンガン島やピピ島とは違い、海はそこまで透き通ってはいません。
まぁ、これは写真で見てた通り。

港にあるサームロー(3輪)かバイクタクシーで、初日宿泊するアオヤイビーチへ向かいます。
港からアオヤイビーチまで、サームローでもバイクタクシーでも1人80バーツ
サームローは2人で乗りましたが、1人80バーツで160バーツ支払い。
パヤム島おススメの宿:JJ ビーチ リゾート&JJ シーフード レストラン

アオヤイビーチの中央にある、JJ ビーチ リゾートに宿泊します。
アゴダで口コミが高評価だったので、こちらにしました。
≫JJ ビーチ リゾート&JJ シーフード レストランをアゴダをチェック
人気の宿で、結構予約が埋まっていて同じ部屋のタイプで連泊取れなかったりしたので、こちらは1泊だけして、次の日は移動することにしました。

パヤム島は結構テントタイプの部屋もありますが、ここのテントは床上にあり、屋根もついいて豪華です。
テントにしようかとも悩んだんですが、今回はデラックスバンガロータイプにしました。
ここがなんと屋上付きのバンガローなんです!
アゴダの写真でみていたのより、室内キレイ!
タイでは珍しい網戸もちゃんとついてます。
パヤム島は電力が少ないらしく、エアコン付きの宿がほとんどありませんでした。ここのエアコンなし、ファンのお部屋なんですが、ファンで十分でした。
※ちなみに電力ないのでドライヤーも使用禁止です!使うとブレーカー落ちちゃうみたいです。
普通の扇風機と天井にも扇風機がついているので、両方つけてると寒いくらい。
そしてなんとパヤム島には蚊がいない!?
部屋の屋上で酔っぱらって2時間ほど寝てしまったんですが、まったく蚊に刺されてなかったんです!びっくりしてここのスタッフに聞いてみたら、パヤム島は蚊がいないって言ってました!
ただ、他のビーチ行ったときちょっとだけですが、蚊見かけました…笑
でも今までタイ旅行した中で、蚊に刺されなかった島初めてです。
トイレもキレイ、1階のベランダもくつろげるスペースあり。この部屋もう少し連泊したかったです。

サンセット側のビーチなので、夕日を見ながらシーフード食べられるので、ロケーションばっちりです。
メインビーチでもパーティーやってるようなところはなく、静かに過ごせます。
この宿で一番おススメなのが、ワンちゃんです!
わんちゃんのカイヌシだったかな?っていうくらい懐いてくれます。
一緒に海に入って泳いだり、めっちゃ遊んでくれます。
この宿に限らず、パヤム島全体的にわんちゃんがすんごい人懐っこく、吠える子も噛む子もいませんでした。
こんなに知らない犬が懐いてくれることなんてないので、カイヌシ気分味わえて最高でした。
またワンちゃんに会いに行きたいです。
※タイは狂犬病がいまだにあります。私はネコも犬も野良の子を触ってしまうので、狂犬病の注射してます。もし噛まれてしまったり、傷口なめられてしまった場合は狂犬病の注射打ってくださいね。
パヤム島おススメの宿: Sabai Sabai Beach Bungalows

港から徒歩10分のところにある、サバイサバイバンガローです。
これもアゴダでみて、写真がよくって決めちゃいました。
≫Sabai Sabai Beach Bungalowsをアゴダでチェック
ここのテントタイプは、写真の場所だけ特別に木の上にありますが、他は土の上に直にテントがあり、屋根もないので、日向にあるテントの中は暑そうだな、と思いました。
今回もちょっとテントのチャレンジは怖かったので、シービューのバンガローにしました。

ロケーションは最高です。
オーナーが白人の方で、ビーチの作り方なんかセンスがよくてリラックスできます。
床の板張りが隙間が空いてるのが少し気になりますが、部屋自体はきれいです。ただアオヤイビーチで泊まった部屋がきれいすぎたのでちょっとガッカリ感がありました。
蚊帳がついてますが、こちらのビーチも蚊は見かけませんでした。
右側の写真がシャワールームにつながってますが、日当たりがよく水着もよく乾きます。

すごいきれいなスペースですが、トイレが桶で水を汲んで流すタイプなのが残念…。
それ以外は問題ないです。夜明かりをつけてても、虫が寄ってきてしまう、なんてこともありませんでした。
パヤム島はハチはよく見ますが、変な虫がいないのが最高ですね!
このバンガローもワンちゃん6匹以上いたと思うんですが、どの子も本当に人懐っこいです!
早朝サンライズ見に出ると、ちょうど動き出したワンちゃんたちでハーレム状態ですよ笑
この島を訪れる観光客の人がいい人ばかりだからですかね、初対面の人にもこんなに人懐っこいのは。
なでるのやめると、なでてぇ~ってお尻でアタックしてきたり、ほんとにかわいかった!犬好きの人におススメです!
≫Sabai Sabai Beach Bungalowsをアゴダでチェック
パヤム島から歩いて行ける島、Koh Kham

Koh Khamに歩いて行ける「Koh Payam Resort」からの写真です。
ちょうどお昼1時半は、まだ海です。どこから歩けるようになるのかわからないです。
潮が引くのが時期にもよりますが、だいたい16時~18時くらいとのこと。
でも15時近くになったころ、ポールかな?と思っていたら数人の人が歩いてこちらに来ていたみたいです。白人男性だったので、肩くらいまで使ってたように見えたのでまだ深そうです。
600メートルくらいの距離なので泳げなくもなさそうですが…。
KohKhamにあるレゲエバー
ここがKohKhamに一番近い出発地
15時半くらいに出発することにしました。

腰くらいなので、ぜんぜん歩けます。
途中までは普通に歩けるんですが、だんだん足が痛くなってきます。
海の底にするどい貝殻やウニもいたりするので、サンダル必須です!素足で行ったら絶対やっちゃいます。

帰り潮が引いた海の底見たら、こんなんでした。ほんとサンダル持ってって良かったです。
KohKham(別名:レゲエアイランド)到着しました

この島はレゲエバーとここのゲストハウスのみです。
この島に来てハマってるピニャコラーダ180B。
かわいいにゃんこもいました。

ゲストハウスは1泊1500バーツって言ってました。なかなかお高い…。
100バーツ、いって500バーツかなと思ったのに…。
それでも満室だそうです。
ここは予約サイトには登録してないので、直接宿に連絡して予約です。
帰りは港までボートタクシーも出てるって書いてあったので頼もうとしたんですが、今の時間は潮が引いてるので、ボートは来れないとのことで、歩いて帰りました。


来る時とは違って完全に潮が引いてます。
帰りの「Koh Payam Resort」を通っていきますが、結構山道通るので、日が暮れる前に出た方がいいです。
パヤム島:アオカオコワイビーチ

サンセットがきれいなビーチです。
宿の人に聞いて、ヒッピーバーがキレイだというのでやってきました。

宿の人がおススメしてた、ピニャコラーダ。今までココナッツ系のお酒は好みではなくて飲んでなかったんですが、美味しかったです。
それからしばらくピニャコラーダにハマって飲んでました(笑)
私は海に入ってませんが、友達が砂浜に貝なんかあって痛いって言っていたので、海水向きではないようです。
アオカオコワイビーチの先端の方にあります。行ったらピニャコラーダ飲んでみてください♪
それとこのヒッピーバーの隣に、謎のハウルの城みたいなゲストハウス&バーがあります。
写真じゃ伝わりずらいんですが、すごいんです。
このゲストハウス「no kids」の張り紙がしてあって、子供お断り?秘密基地感あるから、子供好きそうですけどね。
夜は中には見たいなところで、いろんな色のランプと音楽流してました。
中には入ってないので分からないですが、興味ある方は行ってみてください!(探したけどGoogleマップにも載ってないみたいです。)
パヤム島からスリン島へのツアー、毎日でてません…

タイの島なんかいくと、どこでもゲストハウスや近場にツアー申込できるところがあって、気軽に申し込めるイメージなんですが、パヤム島は港にしかツアー会社みあたりませんでした。
1泊目はアオヤイビーチだったので、次の日港に行ったときに申し込めばいいや、って思ってたんです。
次の日行ってみたら、スリン島へのツアーは毎日出てない、と。
今日出発しちゃったから次は、29日だよ~、って言われて
29日に帰るから行けない…。スリン島目的でパヤム島きたのに…。
パヤム島は観光客が少ないから毎日出てないみたいです。
パヤム島周辺のツアーも週2日程度でやってなく、あきらめて島でのんびりすることにしました。
パヤム島からツアーの日程、2020年版

青〇がスリン島へのツアーで、赤〇が周辺の島ツアーだそうです。
▼赤〇はこんなツアーがあるそうです。(1500バーツ~2700バーツ)

これも人数が集まらないと中止になることがあるそうです。
どうしても行きたい方は、ボートのチャーターもできます。
→パヤム島周辺で2500バーツ、遠出で5500バーツ。
スリン島へ確実に行きたい場合は、プーケットからなら行けるみたいです。
プーケットならいつでも観光客でいっぱいですもんね…。

ちょっと日本語が話せる、パヤム島でツアーやってる方の名刺です。
事前に問い合わせてから行く方が間違いないですね。
イープン島(日本島)が近くにあるそうです!
ツアーがほんとうに出てないのか、いろいろ聞きこんでいたら、「Koh Yi pun(コイープン)」がそこそこ近いところにあると。
コ(島)イープン(日本)という意味なので、日本が島国だからそう言ってるのかな?と思ってたら、タイに実際にイープン島があるんだそうです。
なんだか昔日本軍がそこで何かしてて、それからイープン島って名前になったとか。
ちょっと行ってみたかったんですが、ツアーはなくボートチャーターすると5500バーツって言われたので、断念しました。
興味がある方は、行ってみてください!
まとめ
パヤム島はのんびり過ごすには最適な島です。
静かな島なので、夜は星空がすごいです!
パヤム島は蚊がほとんどいなく、わんちゃんが人懐っこく遊んでくれて最高です。
ただパヤム島のツアーは毎日でてないので、ツアー目当ての方はご注意ください。
今回ハイシーズンに行っってこんな感じだったので、ローシーズンはほとんど人がいないかもしれません。(JJの宿の人はローシーズンは別の島に移動する、やサバイサバイの宿は閉めるって言っていました。)
行くならハイシーズンがおススメです!
▼ラノーンにいったら温泉おススメです。
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