【2019年12月】タイの観光・学生ビザ取得、ビザランの厳しい現状

2020/02/08

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年々厳しくなってきているタイの観光ビザの取得。

陸路での入国は年2回までとなっていますが、ビザランの当日中に出入国する場合、国境によっては入国できない可能性も。

私の現状

  • 10月に日本からビザなしで入国
  • すでに30日延長ずみ
  • 12月2日に期限切れ

 →とりあえず国外へいったん出る必要あり。

ポイペトでビザランしようかと思っていたら、ポイペトのビザランは禁止!?

去年はビザなしの状態で、ポイペトに2泊してタイに入国した際は問題なく入国できたので、宿泊せず日帰りビザランもいけると思ったのに…。

ポイペト1泊すれば大丈夫そうですが、帰りのチケットないので確実にビザランOKな国境にしようと探してみました。

とりあえず、いつもお世話になっていたオールジャパンの方に電話して、現状かなり厳しい状況にあることを聞いたので、情報共有のため記載しますね!

 

  

タイの観光ビザ、ビザランの厳しい現状

オールジャパンの方にビザツアーについて伺ったところ、今はラオス行っても厳しくてビザが発行されないことが多いので、勧めてない、と言っていました。

長年タイでビザツアーをしていたので、実際に空港などで入国拒否されてしまった方からどうしたらいいか連絡がくるそうです。

どういった内容で入国拒否された方がいたのか、まとめました。

  

①タイの観光ビザを取得しているのに、入国拒否された男の子

 →今は新しいパスポートにしても関係なく古いデータを閲覧され、タイに長期滞在していたから観光ビザがあっても入国させられない、と拒否され日本へ帰国。

  

②バンコク在住の女の子がベトナム旅行からバンコクへ戻ったが、入国拒否された。

 →この方は長期タイに滞在歴があり、ノービザのため拒否され、元のベトナムに戻されたそうです。
バンコクに部屋もあり荷物もあったのに拒否されたそうで…。せめて荷物日本へ郵送する間でいいから入国させてほしいですよね…。

  

③日本からノービザで入国の女の子が、入国拒否

 →「バンコクで学生ビザ取る予定」と学校の書類もあったそうですが、以前に長期滞在している過去があるからと入国拒否、日本へ戻ったそうです。

観光ビザ取得してるのに、入国拒否される意味が分からないんですが…。
それなら大使館で発行してる意味って…。

ビザ代返せ!って話ですよね

ビザがあれば入国問題ないって思ってたのに、それも今は拒否されるなんて…。

  

私も学生ビザを持っていたのに、止められたことありました。(結果入国はOK)

2018年の10月ころの話です。

英語の学生ビザ取得ビエンチャンで取得して、飛行機でスワナプーム空港に着いた時のイミグレでつかまりました。

入国目的を「study English」って書いたら、イミグレで止められ別レーンへ行かされ…。

陸路でノンカーイから入国すれば、と後悔しました…。

別レーンで「英語学校の書類はないの?」って聞かれて、いやいや書類全部タイ大使館で出したから学生ビザがあるんでしょ?もう書類は大使館に渡してないよ!って話しました。

別室へ連れていかれることなく、それで一応入国できました。

今までビザなしで問題なく通ってたのに、まさかビザ有の状態でひっかかると思いませんでした。

とりあえず入国目的は「Vacation」「holidays」が無難なようです。

  

※出入国カードもあと数か月でなくなる予定!

  

帰りのチケット購入は、LCC以外の購入を求められる!

飛行機

帰りのチケット購入せずに、イミグレで止められチケットを購入するケースがあると思います。

その場合、LCCのチケットではなくタイ航空やJALやANAといった料金の高い航空会社のチケットを購入するように言われるそうです。

これは実際に帰りのチケット購入させられた方から、オールジャパンへ報告があった事例です。

入国拒否されてしまった場合は、来た国に戻るように言わるとのこと。

日本なら日本へ。ベトナムならベトナムへ。

  

事前に近隣諸国へ出る格安LCCチケットをダミーで購入して、準備される方もいますが、それが通用しないということになります。

  

その担当官にもよるかもしれませんが、LCC以外の飛行機って言われると高い時期は10万円台になってしまうので、イタイいですよね…。

  

スワナプーム空港とドンムアン空港どちらが厳しい?

バンコクにノービザでしょっちゅうきていたり、長期滞在している人は気になる問題ですよね。

よく知らない方だと、「陸路は年2回までだけど飛行機なら何回でも大丈夫みたいだよ!」

っていいますが、ノービザ繰り替えしていると空港のが入国チェック厳しいんです。

  

スワナプーム空港派

オールジャパンの方は、「ドンムアンは厳しい!スワナプームじゃないと入国は難しい」と言っています。

入国拒否させるのは、ほとんどドンムアン空港だと

ドンムアン空港派

ただ、私の周りはドンムアン空港の方が緩いっていう人が多いんですよね。

日本からドンムアン空港へ毎月のようにバンコク入国してるのに、一度も問題ない人がいたり。

私もドンムアン空港で問題あったことはなく、学生ビザ持っているのに止められたのがスワナプーム空港でした。

なので、私はドンムアン空港派です。

  

まぁ、どちらも厳しいのは変わらない、ということでしょうか…。

  

ちなみにお金に余裕がある方なら、

  • ビジネスクラス
  • タイ航空

を使うと別レーンで入れるので、入国スムーズにいくようです。

  

ラオスでタイの観光ビザ取得は年1回まで?

昔は観光ビザは4枚までは大丈夫!というのが通説でした。

今はもうタイにきたばっかりで、一度も観光ビザを取得したことない人じゃないと確実ではなくない、とオールジャパンの方は言ってました。

また英語で書き込まれてるサイトを翻訳してみたんですが、ビエンチャンでファランが観光ビザ取得できず拒否されてる人が何人もいたそうです。

理由を聞いたら「観光ビザは1年に1回までしか取得できない 、と言われたと書き込みがありました。

実際にファランの方で、

  • 2018年12月に観光ビザ取得、
  • 2019年3月に観光ビザ2枚目取得

で問題なく入国できた!という方もいました。

  

その条件もすぐ変わるかもしれませんが、いい方向に変わるとは限らないですよね。

取得が厳しいのは、カンボジア・マレーシア・ベトナム・シンガポールも変わらないようです。

まだミャンマーなら可能性あるんじゃない?と言われたので、調べてみました。

  

タイの観光ビザ、ミャンマー・ヤンゴンでは、1パスポート1回まで。

参照: http://www.thaiembassy.org/yangon/en/services/33445-Tourist-Visa.html
サイトで最新情報確認ください (google chromeで翻訳できます)

ラオスは厳しいけど、ヤンゴンならまだ可能性あるんじゃない?と言われて、ヤンゴンのタイ大使館のサイト見ました。

観光ビザの取得条件に、

「今のパスポートで初めて観光ビザを取得する人」

が条件になってました…。

ラオスと違ってちゃんと条件書いてくれてるのはありがたいですが、これでミャンマーも消えました…。

  

穴場!ジャカルタのタイ大使館が緩いらしい

参照: http://www.thaiembassyjakarta.com/en/consular-services/tourist-visa/
サイトで最新情報確認ください (google chromeで翻訳できます)

現在はわからないですが、チュニジア国籍の友達情報です。

アフリカ大陸の人は、ラオス・カンボジア・マレーシアもタイの観光ビザは1パスポートに付き1回しか発行できない、と言われ、タイに入国できず近隣のタイ大使館を回ってたそうです。

荷物もバンコクにあるので、入国できないわけにはいかないと調べてたどり着いたのがジャカルタのタイ大使館だそうで。

電話で確認したら、「何枚でも観光ビザ発行できる」と。

4年前くらいですが、その子は毎回ジャカルタでタイの観光ビザを8枚以上は取っていましたが、問題なく毎回取れてました。

現在はさだかではないですが、可能性はあるかも?です。

本当に観光ビザを取得したいと考えてる方は、事前にジャカルタの大使館に条件確認してみてください(サイトには取得条件には枚数等記載なかったので、可能性ありです!)

  

観光ビザ取得には必要書類があります。

以前は必要書類も特になく、パスポートあれば現地でコピーとって写真撮って書類記入して出せば問題ありませんでした。

現在は大使館によって異なりますが、

  • 銀行の残高証明(国によって必要残高額は異なる)
  • タイに居住してる場合オーナーのIDコピー

など必要になったりするので、申請する大使館のサイトを事前に確認し、必要書類を準備してからいきましょう。

※ 書類不備や申請条件を満たしていないと、却下され申請料も返ってきません。

  

タイの学生ビザ取得も1回まで

以前までは、タイ語で学生ビザ取ってたら次は言語を変えれば(英語など)学生ビザ取得できていました。

現在は言語を変えても、ラオスに関しては1パスポート1回までしか学生ビザは取得できず却下されているそうです。(オールジャパンさんとProlanguageの学校受付の方にも聞きました)

他の国のタイ大使館はまた条件が変わる可能性があるので、事前に問い合わせしてから学生ビザ申請に行くことをお勧めします。

学生ビザ取得するのに、学校に事前に支払っている学費が戻ってくるわけではありません。

2回目の方は要注意です。

  

タイ・ビザランOKな国境

いろんな方のブログ等を見て、この国境はビザラン緩いなってところを見つけました。

今回調べた中では、ミャンマーの国境ならビザランOKのようです!

国境のところでビザランツアーがあり、陸路年2回の条件をクリアしていれば、問題なくビザランできるようです!

  

カンチャナブリから1時間半:プーナムロン(Ban Phu Nam Ron Border )⇆ ティーキー( Htee Khee )

タイ カンチャナブリ ビザラン

2013年8月に開設された新しい国境です。

ミャンマーは 2018年10月1日~2019年9月30日の間、日本人はビザなしで入国OKになりました。

さらに無料期間は2019年 10月1日 ~2020年 9月30日まで1年延長になっています。

タイのプーナムロン側には「ビザラン」の看板がいくつかツアー会社があり、ツアー会社に頼むと900B程度で国境往復してくれるようです。

  

▼カンチャナブリ国境、ビザラン行ってきました!

  

▼プーナムロン国境へ自力で行った方の詳しいブログがありました。

カンチャナブリー近くのプーナムロンからティーキーへ陸路で国境越え

  

ラノーン(Ranong) へビザラン

タイ ラノーン ビザラン

タイ南部にあるラノーンのイミグレーション。

ここから船で20~30分ほどで、ミャンマーに行けます。

しかも船に乗るときにビザランと伝えれば、すぐ往復で戻ってこれるそう。

来週はプーナムロンの国境行く予定ですが、それが切れたら次はラノーンでビザランしようと思っています。

  

▼ラノーン国境へビザラン行ってきました!

  

ビザランツアーについて

観光ビザや学生ビザ取得のビザツアーはありますが、日帰りビザランツアーで日本人がやっているところは今はないようです。

カンチャナブリのビザランツアーについては、結構昔から噂では聞いてましたが、「韓国人やファランの方がやっているビザツアーしかないみたいだよ~」って聞いたので実際に行ったことはありませんでした。

英語ができる方であれば、「visa run bangkok」で検索すると、ミャンマー国境のビザランツアーが何件か出てきます。

料金は会社によりますが、プーナムロンの国境で2,000バーツ~2,500バーツです。

どちらも早朝5時に出て、バンコク戻りが14時15時。

1件問い合わせしたんですが、ほんとに英語だけでタイ語も話せない人だったので挫折…。

でも相手も英語が話せないお客さんが多いのか、ぜんぜんカタコトでも予約できます!

日付とどこのビザランか単語で伝えれば大丈夫です!

ただ私は今さら英語がよくわからず微妙なビザランになってもやだな、と思ったので今回は運転手付きのレンタカー借りて自力で行くことにしました。

高くつくけど、カンチャナブリまでバスで行ってって待ち時間とか乗り継ぎの際の移動費とかなんだかんだお金かかりそうだし、それなら自力でレンタカーで気楽にいこうかと。

行ったら報告します!

  

まとめ

  • ラオスでタイの観光ビザ取得は年1回まで
  • 学生ビザ言語を変えても2回目の取得は厳しい。
  • ビザラン、ミャンマーの国境なら年2回まで問題なし
  • 帰りのチケットはLCC以外の購入を求めらえることも。
  • 今はパスポート変えても、過去歴からタイ長期滞在者とわかると入国拒否される可能性あり。

  

今回はオールジャパンの方に聞いた厳しい内容でしたが、実際に問題なく入国できている方も多くいると思います。

私もパスポート3回変えてますが、10年タイ在住・今年10月にはノービザで入国しましたが、問題ありませんでした。

(ただ入国の際には、「これからビザ取るんですよね?」と聞かれたので、「取ります」と答えて入国できました。)

でも、ちょっとノービザや観光ビザ・学生ビザで滞在するのに限界を感じてます。

今後はエリートビザ(5年50万B)やワーパミ、50歳以上の方はリタイヤメントビザなどきちんとしたビザがないと、長期滞在はもう難しいかな、という感じです。

私もこのままタイにいるのは難しそうなので、ビザラン2回終わったら日本帰国も視野に入れてます。

  

エリートビザについて気になる方はこちら